みなさん、こんにちは!おきぺんです。
今回は、前回の「情報通信ネットワーク」の続きとして、私たちが見ているウェブページに焦点を当てて、その仕組みを一緒に学んでいきましょう!
普段、インターネットで情報を検索したり、SNSを使ったりするときに、当たり前のように見ているウェブページですが、実はその裏側にはたくさんのルールや工夫が隠されているんですよ。ちょっと難しそうに見えるかもしれませんが、私が分かりやすく説明しますから、安心してくださいね!
ウェブページには「住所」がある?情報の場所を示す「アドレス」の正体!
私たちが誰かに手紙を送るとき、その人の住所が必要ですよね。インターネットの世界でも同じように、それぞれの情報機器には「住所」が割り振られています。
ウェブページ上の「番地の住所」:IPアドレス
- ネットワークにつながっている情報機器には、それぞれ「172.18.30.12」のような数字の住所がついています。
- これが「IPアドレス」と呼ばれるもので、まさにインターネット上の「番地」のようなものだとイメージしてくださいね。
- 「アドレス」は英語で「住所」という意味なので、そのまま覚えてもらえると分かりやすいと思います。
ウェブページの「名前と場所」:URL
でも、数字の羅列だけだと、人間にとってはちょっと分かりにくいですよね?そこで登場するのが、私たちにもっと分かりやすい「住所」です!
- それが皆さんもよく知っている「URL(Uniform Resource Locator)」です。
- URLは、ウェブページを識別するためのもので、IPアドレスをもっと親しみやすく、かつ詳しい情報を含んだ形にしたものなんです。
- 「www.〇〇〇.com」のような形をよく目にしますよね。これがURLです。
URLを構成する要素を分解してみよう!
URLは、いくつかの決まったお約束(ルール)によって構成されています。それぞれの部分がどんな意味を持っているのか見ていきましょう。
- プロトコル(通信の方法)
例えば「https://」の部分です。これは情報の「通信の方法」を表しています。
もし「s」が付いていたら、それは情報が暗号化されている、つまり安全なウェブページですよ、というサインなんです。安心して情報をやり取りできるわけですね。 - サーバー名
よく見る「www」の部分は、「World Wide Web」の略で、これがウェブページを提供しているサーバーの名前になります。 - ドメイン名(組織名・種類・国名)
「www」の後に続く「〇〇〇.co.jp」のような部分が「ドメイン名」です。これは、ウェブサイトを運営している「組織の名前」や「組織の種類(co=企業、ne=ネットワークなど)」、そして「国名(jp=日本)」などの情報が含まれています。まるで、ウェブページの「表札」のようなものですね。
例えば「jp」は日本の略なので、他の国名だったらここが変わってきます。 - パス(情報がまとまっている場所)
ドメイン名のさらに奥にある「/〇〇〇/△△△.html」といった部分が「パス」です。これは、そのウェブページの情報がサーバーの中のどこにしまわれているか、具体的な場所を示しています。
このように、URL一つをとっても、たくさんの情報が詰まっているんです。ウェブページには「IPアドレス」という番号の住所があり、それを分かりやすくしたのが「URL」で、さらにURLの中にはいろいろな情報が込められている、ということを覚えておいてくださいね。
情報はどうやって届くの?データの「宅配便」の仕組み!
SNSで友達に写真を送ったり、メールを送ったりするとき、その情報は一体どんな風に相手に届いているのでしょうか?実はここにも、とっても面白い仕組みがあるんですよ!
情報を細かく分けて送る「TCP/IP」と「パケット」
- 情報のやり取りは、「TCP/IP」という通信プロトコル(通信のやり方)を使って行われます。これは、インターネットにおける基本的なルールのセットだと思ってください。
- 例えば、皆さんが誰かに写真を送りたいとしますよね。その写真を「まるごとポン!」と一気に送るのではなく、細かく小さく分割して送るのがインターネットの情報の送り方なんです。
- この細かく分割された一つ一つの情報の塊を「パケット」と呼びます。
- たくさんのパケットがバラバラに送られて、相手のコンピューターに届くと、そこでバラバラになったパケットをまた一つに組み立てるという作業が行われます。そうして、元の写真が完璧な状態で相手に届くというわけです。
まるで、大きな荷物を送るときに、一度小さな箱に分けて送って、届いた先でまた大きな荷物に戻すようなイメージですね!このおかげで、どんなに大きな情報でも、効率よく、そして確実に送ることができるんですよ。
まとめ
今日は、ウェブページに焦点を当てて、その仕組みを学びましたね!
インターネット上の情報機器には「番地の住所」であるIPアドレスが割り振られていて、それを人間が分かりやすい形にしたのが、ウェブページの具体的な場所と情報を示すURLでした。そして、URLには、情報の通信方法やサーバーの名前、組織の情報、さらには情報が保存されている場所まで、たくさんの情報が詰まっていることを知りましたね。
また、情報が送られるときには、TCP/IPというルールに基づいて、大きな情報が小さなパケットに分割されて送られ、相手のところでまた一つに組み立てられるという仕組みも理解できました。
カタカナの専門用語が多くて最初は戸惑うかもしれませんが、一つ一つの言葉がどんな意味を持っているのか、イメージしながら理解することが大切です。教科書や動画の例を参考に、繰り返し復習してみてくださいね。
君ならできます。頑張って!
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