【中学技術】ねじ接合マスター!これで君も木工名人!

A 材料と加工の技術

こんにちは!おきぺんです!

前回はクギを使った接合について学んだけれど、今回は、木材を組み立てる別のとっても大切な方法、「ネジ接合」について一緒に見ていきましょう! ドライバーを使ったことがある人もいるかな?ネジはクギとはまた違った良さがあるんですよ。この記事でネジ接合のポイントをしっかり押さえて、もっと木工が得意になっちゃいましょう!

ネジ接合って何?

ネジ接合は、ネジを使って木材同士をしっかりと固定する方法です。クギ接合と同じくらい大切な組み立て方なんですよ。木材を加工するときに、クギと並んでよく使われる技術なので、ぜひマスターしてくださいね!

木ネジの種類を知ろう!

実は木ネジにも、使い方によって種類があるんです! 大きく分けて2つのタイプを覚えておきましょう。それぞれの特徴を知って、正しく使い分けることが、きれいに仕上げるためのポイントですよ!

皿木ネジ(さらもくねじ)

これは、厚い板材を使うときにぴったりのネジです。頭の部分が平らな「お皿」のような形をしていて、締めこむと木材の表面にきれいに埋め込まれる形になります。だから、表面がフラットに仕上がるのが特徴です。厚い板に使うことで、ネジの頭が板の中にしっかり収まり、引っかかりがなくなって安全に使えるんですよ。

丸木ネジ(まるもくねじ)

こちらは、薄い板材を接合するときに使うと良いネジです。頭の部分が丸っこく、ネジを締めたときに頭が少し出っ張る形になります。もし薄い板材に皿木ネジを使ってしまうと、ネジの頭が埋まるスペースがなくて、板が割れてしまうことがあるので、注意が必要ですよ! 丸木ネジなら板が割れる心配が少ないので、薄い材料にはこちらを選びましょう。用途に合わせてしっかり使い分けることが大切ですね。

ネジの長さってどれくらいがいいの?

ネジの長さは、接合したい木材の厚さによって変わります。だいたいの目安として、木材の厚さの「2.5倍」くらいの長さが適切だと言われています。これは前回のクギ接合の時と同じ考え方なので、覚えやすいですね! ネジが短すぎると強度が足りず、長すぎると反対側から突き抜けてしまうことがあるので、適正な長さのネジを選びましょう。

ドライバーの正しい使い方!

ネジを締めるための道具を「ネジ回し」と言いますが、一般的には「ドライバー」と呼ぶことが多いですよね。このドライバー、ただ回せばいいわけじゃないんですよ! 正しい使い方をマスターして、ネジの頭を傷つけずにしっかり締められるようになりましょう。

力を入れる方向と割合

ドライバーを使うときは、まずネジに対して垂直に真下へ押す力がとっても大切です。この力がだいたい7割、そして右(時計回り)に回す力がだいたい3割のイメージで作業してください。

「回す力」ばかりに意識がいってしまうと、ドライバーの先がネジの溝から外れてしまって、ネジの頭がボロボロになってしまう(これは「ネジをなめる」と言います)ことがあるんです。ネジの頭がなめてしまうと、もうドライバーで回せなくなってしまいますよ。そうならないためにも、とにかくしっかり「押す」ことを意識してくださいね!

ネジを緩めるときは?

ネジを緩めて外したいときは、逆に左(反時計回り)に回します。この時も、締める時と同じように、しっかり押しつけながら回すことがポイントですよ。急がずに、ゆっくりと確実に回していきましょう。

ズレを防ぐ!ネジ接合の順番

いくつかの箇所をネジで接合するときに、適当な順番でやると木材がズレてしまうことがあります。きれいに、そしてしっかりと接合するための大切な順番があるんです。これはぜひ覚えてほしいポイントです!

それは、「外・外・中(そと・そと・なか)」の順番です!

例えば、3箇所ネジを打つ場所があるとしたら、まず両端の2箇所を先に固定します。どちらの端から始めても大丈夫ですよ。そして、最後に真ん中の部分を締めるようにしてください。

この順番を守ることで、最初に外側をしっかり固定してしまえば、木材のズレをほとんどなくした状態で真ん中もしっかりと固定できるんです。実はこの「外・外・中」の順番は、クギ接合の時も同じなんですよ! 共通する大切なポイントなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

まとめ

今回は木材の「ネジ接合」について、木ネジの種類からドライバーの使い方、そしてズレなく接合するための順番まで、たくさんのことを学びましたね! ネジの種類を使い分けることや、ドライバーを「押しながら回す」こと、「外・外・中」の順番を守ること。どれも安全に、そしてきれいに木工製品を作るために欠かせないポイントばかりです。動画と合わせて、この記事で学んだことを復習して、実際に手を動かしてみてください!

君ならできます。頑張って!

戻る

メッセージが送信されました

警告
警告
警告
警告

警告。

コメント

タイトルとURLをコピーしました