こんにちは、おきぺんです!
みなさん、技術の授業は楽しんでますか?今回は、前回の「アナログとデジタル」の続きで、「デジタル化」について、もっともっと深く掘り下げていきたいと思います!動画を見た人も、そうじゃない人も、この記事を読めば「なるほど!」とスッキリするはず。僕と一緒に、デジタルの世界をのぞいてみましょう!
デジタルデータの基本単位「ビット」って何?
さて、デジタルのお話をする上で、まず知っておきたいのが「データ量」の基本的な単位です。これは、とっても大事なので、しっかり覚えてくださいね!
最小の単位は「ビット」!
デジタルの世界では、情報を数えるときの最小の単位を「ビット」と呼びます。例えば、「1ビット」「2ビット」というように、データ量が増えていくんですよ。
- 1ビット:これは「0」か「1」のどちらかで表現されます。電気のスイッチで言うと「オン」か「オフ」みたいなものですね。たったこれだけでも、2つのパターンを表すことができるんです!
- 2ビット:0と1の組み合わせを2つ使うと、「00」「01」「10」「11」のように、全部で4つのパターンを表せるようになります。
この「0」と「1」だけで情報を表現する方法を、「2進数(にしんすう)」と言います。私たちが普段使っている1、2、3といった数字(これは10進数です)とはちょっと違うけれど、デジタル機器はこの2進数で動いているんですよ。
画像とデジタル化のひみつ:画素と解像度
デジタル化の技術は、写真やイラストなどの「画像」にも大きく関係しています。みんなが普段見ている画像が、どうやってできているか知っていますか?
画像は「画素」の集まり!
実は、どんな画像も小さな「点(てん)」が集まってできています。この小さな点のことを、「画素(がそ)」と呼びます。テレビやスマホの画面をよーく見てみると、小さな点がたくさん集まって絵になっているのがわかるかもしれませんね。
画像の美しさを決める「解像度」
この画素の集まり具合を「解像度(かいぞうど)」と言います。この解像度が高いか低いかで、画像の「綺麗さ」や「粗さ」、そして「データ量」が大きく変わってくるんです。
- 解像度が高い(細かい)場合:画素がぎゅっとたくさん集まっているので、とても「綺麗な画像」になります。まるで、細かい絵の具で丁寧に描いた絵みたいに、細部までくっきり見えるイメージです。でも、その分、たくさんの情報が必要になるので、「データ量は大きく」なります。
- 解像度が低い(粗い)場合:画素の数が少ないので、画像が「粗く」見えます。まるで、少ない数のブロックで絵を作ったみたいに、ギザギザしたり、ぼんやりしたりします。でも、良い点もあります!情報が少ない分、「データ量は比較的小さく」なるので、インターネットで画像をやり取りするときも「スムーズ」に行うことができるんですよ。
動画で見たニコちゃんマークで確認しよう!
動画では、ニコちゃんマークの絵を例にして、解像度の違いを説明していましたね。マス目(画素)を黒く塗ってニコちゃんマークを作ってみると、解像度が高い(マス目が細かい)方が、よりニコちゃんマークの形に近づいているのが分かったと思います。
つまり、マス目が細かければ細かいほど、元の絵に忠実に表現できるけれど、塗りつぶすマス目の数が増えて、その分データも大きくなる、ということなんです。
まとめ
今回のデジタル化のお話、どうでしたか?
デジタルのデータは「ビット」という0か1の組み合わせでできていて、画像の綺麗さは「画素」の集まり具合、つまり「解像度」で決まる、ということが分かりましたね。
解像度が高ければ画像は綺麗だけどデータは重くなるし、解像度が低ければ画像は粗くなるけどデータは軽くて扱いやすい、という、それぞれに「特徴」があるんです。デジタルの世界って奥が深いけれど、基本をしっかり理解すれば、きっと面白くなってきますよ!
君ならできます。頑張って!
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