こんにちは!おきぺんです。
今日はみんなの身近にある家電製品や機械が、どうやって私たちの指示通りに動いたり、自動で動いてくれたりするのか、その秘密に迫っていきたいと思います。
今回のテーマは「プログラム」!なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、大丈夫。普段使っているスマホやゲーム機、信号機なども、全部プログラムで動いているんですよ。一緒に楽しく学んでいきましょう!
まずはこれ!「プログラム」って何だろう?
コンピュータへのお手紙
「プログラム」という言葉、聞いたことはありますか?プログラムは、簡単に言うと「コンピュータが情報を処理して、判断し、命令するための指示書」のようなものです。
例えば、私たちがリモコンでテレビをつけたり、洗濯機にスタートボタンを押したりすると、機械の中のコンピュータが「テレビをつけろ」「洗濯を始めろ」という情報を受け取りますよね。その情報を受け取ったコンピュータが、手順通りに動くための「言葉」として書かれたものがプログラムなんです。
だから、家電製品や外の信号などが自動で動いているのは、みんなこのプログラムのおかげなんですよ。
プログラムを作るのが「プログラミング」
コンピュータと会話する「プログラミング言語」
プログラムの仕組みが少し見えてきましたか?では、そのプログラムを実際に書いたり、作ったりする活動のことを「プログラミング」と言います。最近ではプログラミング教室や学校の授業でも取り入れられていますね。
私たち人間が日本語や英語でコミュニケーションを取るように、コンピュータもコンピュータ自身が理解できる「プログラミング言語」という言葉を持っています。このプログラミング言語を使ってプログラムを書いていくんですよ。
プログラミング言語には色々な種類があります。例えば、こんなものがありますよ。
- HTML:ウェブページの基本的な骨組みを作るのが得意
- CSS:ウェブページのデザインを整えるのが得意
- C言語:プログラミングの基本的な部分で使われることが多い
- JavaScript:ウェブページに動きをつけたり、もっと複雑なことをするときに活躍
- Python:最近話題のAI(人工知能)など、幅広い分野で使われる人気の言語
それぞれの言語には得意なことがあるんです。まるで色々な道具があるのと同じイメージですね。
これらのプログラミング言語を使って、専門の人たち(プログラマーやシステムエンジニアなどと呼ばれたりします)が、コンピュータに「こう動いてね」と命令を書き込み、自動で動く機械を作っているんですね。
でも、安心してください!皆さんは今すぐ英語のコードや数式のようなプログラムの文章を覚える必要はありません。大切なのは、プログラミング的な思考(考え方)なんです。どうすれば効率よく動くか、どうすれば問題を解決できるか、といった考え方が、これからの情報社会ではとっても重要になってきますよ。
情報処理の流れを「図」で表そう!
「フローチャート」と「アクティビティ図」で整理しよう
コンピュータがどんな風に情報を処理して動くのか、その流れを私たち人間がわかりやすく見るための「図」があります。それが「フローチャート」と「アクティビティ図」です。
- フローチャート:一つの情報処理の流れを表した図です。例えば、「朝起きてから学校に行くまで」のように、ある一つの出来事がどんな手順で進むのかを順番に追っていくイメージです。
- アクティビティ図:こちらは複数の情報処理の流れを、同時に(並列に)表した図になります。コンピュータの中では、一つのことだけを考えているわけではなく、色々な要素や出来事が同時に動いていることがありますよね。そういった「たくさんのことが同時に進んでいる様子」を全体的に見たいときに使うのがアクティビティ図なんです。
フローチャートとアクティビティ図は、それぞれ「一つの流れ」に注目するか、「複数の並行する流れ」に注目するかが大きな違いです。教科書などで実際の図を見てみると、もっとイメージしやすくなると思いますよ。
まとめ
今回は、「情報 の 技術」の中でも特に大切な「プログラム」について学んでいきました。私たちが当たり前に使っている機械が、実は「プログラム」という指示書によって動いていること、そしてその指示書を「プログラミング言語」を使って書くことを「プログラミング」と呼ぶこと、さらに、その情報処理の流れを図で表す「フローチャート」や「アクティビティ図」があることを理解できましたね。
難しそうな言葉がたくさん出てきましたが、一つ一つの言葉とイメージをつなげて考えることが大切です。
君ならできます。頑張って!
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