【中学技術】情報の技術の未来へ飛び込もう！AI・IoT・ソサエティ5.0って何？

こんにちは！元中学校技術科教員のおきぺんです。

みなさん、技術の授業は楽しんでくれていますか？今回は、みんなの生活をこれから大きく変えていく「情報の技術の未来」について、とってもワクワクするお話をしていきますね！AIとかIoTとか、最近よく聞く言葉の意味や、これからどんな社会になっていくのか、一緒に考えていきましょう！未来の技術は、きっと君たちの「できる」をどんどん広げてくれますよ！

未来の技術を支える4つの大きな柱
まとめ

未来の技術を支える4つの大きな柱

未来の社会を形作る上で、特に注目したい大きな技術や考え方が4つあります。これらを一緒に見ていきましょう！

1. みんなの身近になった「AI（人工知能）」

最近、「AI」という言葉を耳にする機会がすごく増えましたよね。AIは「Artificial Intelligence（アーティフィシャルインテリジェンス）」の略で、日本語にすると「人工知能」と訳されます。なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は意外とシンプルなんですよ。

AIの仕組み：AIは、私たちが話す言葉や入力する情報など、膨大なデータを学んで（学習して）、そのデータの特徴を理解します。そして、私たちが質問したり、何かを求めたりしたときに、「この質問にはこんな答えがいいんじゃないかな？」と予測して返してくれる技術なんです。
身近な例：例えば、みんなも知っている「ChatGPT」のような「生成AI」は、言葉を入力すると、求めている言葉を返してくれますよね。これもAIが過去のたくさんの言葉のデータを学習した結果なんです。

AIはこれからもどんどん進化していくので、私たちもAIとどう付き合っていくかをしっかり考えていく必要がありますね！

2. モノがインターネットにつながる「IoT（アイオーティー）」

次に紹介するのは「IoT」です。これは「Internet of Things（インターネットオブシングス）」の略で、直訳すると「モノのインターネット」という意味になります。これは、「いろいろなモノをインターネットにつないで、もっと便利にコントロールしちゃおう！」という技術のことなんです。

身近な例：最近の新しい家電は、スマートフォンアプリで外出先からエアコンをつけたり、お風呂を沸かしたりできるようになりましたよね。これもIoTの技術が使われているからこそできることなんです。自分の持っているデバイスや家電、それらすべてをインターネットにつなぐことで、私たちの生活はもっともっと便利になるんですよ。

3. 新しい価値を生み出す社会「Society 5.0（ソサエティ5.0）」

「ソサエティ5.0」という言葉、聞いたことがありますか？これは、これまでの社会の進化のその先にある、「人やモノがインターネットでつながることで、新たな価値や体験を生み出していく社会」のコンセプトなんです。

社会の進化：人類の歴史を振り返ると、狩猟社会（Society 1.0）から農耕社会（Society 2.0）、そして工業社会（Society 3.0）へと変化し、一昔前までは情報社会（Society 4.0）の時代でした。情報社会では、インターネットを通じてリアルタイムに情報を見ることができるようになりましたよね。
Society 5.0が目指すもの：Society 5.0は、この情報社会の次の段階です。IoTやAIといった最先端の技術を社会にどんどん取り入れて、人とモノがつながることで、これまでにはなかった新しい価値や経験をどんどん生み出していこう、という大きな目標を持った社会なんです。まだ具体的な形は決まっていませんが、まさに今、私たちが作ろうとしている未来の社会なんですね。