【中学技術】情報通信ネットワークって何?みんなの世界とつながる仕組みを徹底解説!

D 情報の技術

こんにちは!元中学校技術科教員のおきぺんです。

以前はパソコンの中身やデータについて学んだよね。今回はもっと大きな話、みんなのスマホやパソコンがどうやって世界とつながっているのか、その「情報通信ネットワーク」の仕組みを探ってみよう!当たり前のように使っているインターネットも、実はたくさんの面白い技術で動いているんだよ。さあ、一緒に学んでいこう!

情報通信ネットワークとは?イメージで捉えよう!

まずは、今回の主役である情報通信ネットワークについてです。

この言葉、ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんね。でも大丈夫!簡単に言うと、「情報機器同士がやり取りできる状態」のことなんです。例えば、お家のパソコンと学校のパソコンがデータを交換したり、世界中の友達とチャットしたりできるのは、このネットワークのおかげなんですね。

言葉だけでなく、ぜひ「イメージ」として捉えてほしいな、と思います。まるで目に見えない道路がたくさん張り巡らされていて、その上を情報が行き交っているような感じです!

ネットワークの種類を見てみよう!

情報通信ネットワークには、大きさによっていくつかの種類があるんですよ。

身近なネットワーク「LAN(ラン)」

みんなのお家の中や、学校の教室といった狭い範囲のネットワークを「LAN(ローカルエリアネットワーク)」と呼びます。例えば、お家のWi-Fiを使って家族みんなのスマホやゲーム機がつながっている状態、これがLANなんですね。とっても身近なネットワークだから、イメージしやすいんじゃないかな。

もっと広ーいネットワーク「WAN(ワン)」

LANよりもっと広い範囲をカバーするネットワークは「WAN(ワイドエリアネットワーク)」と呼ばれています。例えば、会社の本社と支社をつなぐネットワークや、県をまたぐような大きなネットワークをイメージするといいでしょう。スケールがぐっと大きくなりますね!

世界中とつながる「インターネット」

そして、みんながいつも使っているのが、この「インターネット」です。

インターネットは、世界中の情報を全てやり取りすることができるネットワーク環境なんです!遠く離れた国の人とも瞬時にコミュニケーションが取れるし、世界のどこかの情報をすぐに調べることができる。本当にすごいことですよね。まさに、世界中のLANやWANが複雑につながり合ってできた巨大なネットワークの集合体、それがインターネットなんですよ。

ネットワークを支える大切な機器たち

僕たちが普段何気なく使っているネットワークも、実はたくさんの大切な機器に支えられています。動画では「情報伝達の交通の中継地点」という言葉も出てきましたね。

情報のやり取りの中心「サーバ」

サーバ」は、情報のやり取りのためのコンピュータです。普段、目にすることはあまりないかもしれませんが、私たちがウェブサイトを見たり、メールを送ったりする際に、裏で情報を管理し提供してくれている、いわば「情報の倉庫番」のようなコンピュータです。ネットワークを繋ぐ役割を果たす大切な存在なんですよ。

データの交通整理役「ルータ」

次に大切なのが「ルータ」です。これは、お家の中のネットワーク(LAN)と、外の世界(インターネット)をつなぐ「関所」のような役割をしています。みんなのスマホやパソコンから送られたデータが、どこへ行くべきかを判断し、正しい道へと案内してくれる、まさに「データの交通整理役」なんです。これがなければ、お家の情報も外の世界の情報も、行き来できません!

みんなの機器をまとめる「ハブ」

そして、ハブも忘れてはいけない大切な機器です。お家の中で、パソコンやゲーム機、プリンタなど、たくさんの情報機器を使っている人もいるかもしれませんね。これらの機器は、まずこの「ハブ」という装置に全てつながっています。ハブは、複数の機器からの情報を一つにまとめ、ルータへと送る役割をしています。動画でも「ハブも意外と大事」と言われていたように、お家の中のネットワークの「まとめ役」なんです。

お家のネットワークを具体例で見てみよう!

動画でも説明したお家の中のネットワークの構成を、もう少し詳しく見てみましょう。

まず、みんなのパソコンスマホゲーム機といった情報機器は、まずお家の中にある「ハブ」という装置に全部つながります。ハブは、これらの機器からの情報を集約してくれる「集合場所」のイメージです。

そして、その集まった情報が次に「ルータ」を通ります。ルータは、お家の中から外のインターネットへ、またはインターネットからお家の中へ、情報を送り出す「玄関口」のような役割をしています。ルータを通ることで、ようやく世界中のインターネットとつながることができるんですよ!

つまり、
情報機器 → ハブ → ルータ → 世界(インターネット)
という流れで、みんなの情報が旅をしているわけです。このイメージ、しっかり頭に入れておくと、ネットワークの仕組みがぐっと分かりやすくなるはずです!

まとめ

今日は情報通信ネットワークについて、たくさんのことを学びましたね!

  • 情報通信ネットワークは、情報機器同士がやり取りできる状態のこと。
  • お家の中のような狭い範囲がLAN、もっと広い範囲がWAN
  • インターネットは、世界中の情報とやり取りできるネットワーク環境。
  • ネットワークを支える大切な機器として、サーバ(情報のやり取りのためのコンピュータ)、ルータ(データの交通整理役)、そしてハブ(機器のまとめ役)があること。

今回学んだことを通して、普段使っているインターネットが、どんな仕組みで動いているのか、少しはイメージできたでしょうか?目に見えないところでたくさんの技術が動いているって、なんだかワクワクしますよね!

君ならできます。頑張って!

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