みなさん、こんにちは!おきぺんです。
突然ですが、お家で毎日使っている家電、安全に使えていますか?実は、身の回りにある電気製品には、みんなの安全を守るための「定格値(ていかくち)」という大切なルールが決められているんです。今日は、この定格値について、一緒に楽しく学んでいきましょう!これをマスターすれば、君も家電の安全マスターになれるはず!一緒にがんばろう!
「定格値」ってなんだろう?安全を守る大切なラインです!
「定格値」とは、電気製品が安全に使える「一定の上限ライン」のことなんです。このラインを超えて電気を使っちゃうと、発熱や発火、さらには火災や故障につながる危険があるんですよ。怖いですよね?だからこそ、この定格値をしっかり守って、家電を安全に使うことがとっても大切なんです。
2つの大切な「定格値」
定格値には、特に以下の2つがあります。
- 定格電流(ていかくでんりゅう):その製品に「流しても良い電流」の最大値です。これを超えて電流が流れると、製品が耐えられなくなって危険なんです。
- 定格電圧(ていかくでんあつ):その製品に「加えても良い電圧」の最大値です。日本の家庭用電源は基本的に100Vですが、製品によって決められた電圧を守る必要があります。
家電の電源プラグや本体に、ちっちゃーくですが、この定格電流や定格電圧が書いてあることが多いので、ぜひチェックしてみてくださいね!
知ってる?「特定電気用品」のマーク!
みなさんの身近な家電製品には、菱形のPSEマークがついているのを見たことありませんか?これは「特定電気用品」というもののマークで、「電気用品安全法」という国のルールに基づいています。このマークがついている製品は、「ちゃんとルールを守れば安全に使えるけど、もし定格電流や定格電圧を超えて使っちゃうと、危険なことにつながるよ!」っていう注意喚起のマークなんです。
動画の例で実践!危ない使い方をチェックしよう!
さあ、ここからは具体的な計算を使って、もっと危険な使い方を避ける方法を学びましょう!みんなのお家にもある「テーブルタップ(延長コード)」を例に考えてみますね。「差せるだけ差していいんでしょ?」って思っている人もいるかもしれませんが、実は危険な場合があるんです。テーブルタップには、「ここまでなら電流を流しても大丈夫だよ!」という定格電流(例えば15A)が決められています。
電流計算の基本と実践!
日本の家庭用電源は100V(ボルト)です。
電気製品の電流(A) = 消費電力(W) ÷ 電圧(V)
この式を使って、2つの家電製品をテーブルタップに同時に繋いだ場合の合計電流を計算してみます。
- オーブン:消費電力1000W(ワット)だとします。
1000W ÷ 100V = 10A - ストーブ:消費電力800Wだとします。
800W ÷ 100V = 8A
さあ、これらをテーブルタップに同時に繋いで使うと、流れる合計電流は…?
10A + 8A = 18A!
あれれ…?テーブルタップの定格電流は15Aでしたよね?合計電流の18Aは、15Aを超えちゃってます!
これは、安全に使える限度を超えている状態です。このまま使い続けると、テーブルタップや家電が熱くなって、発熱、発火、故障のリスクが高まってしまうんです。だから、この場合は同時に使うのはとっても危険!絶対にやめましょうね!
ポイント!
全ての口が使えるからといって、同時にたくさんの家電を繋ぐのは危険な場合があります。特に、オーブンやストーブ、ドライヤーなど、熱を出す家電は消費電力が大きいので要注意です。一方で、パソコンやテレビなどは消費電力が小さいので、複数繋いでも問題ないケースが多いですよ。大事なのは、それぞれの家電の消費電力を確認して、合計の電流が定格電流を超えないようにすることです!この計算は、中学の理科でも出てくる内容なので、今のうちにしっかり覚えておくと良いですよ!
まとめ:定格値を守って安全に家電を使おう!
今回は、家電を安全に使うためのとっても大切な「定格値」について学びました。
- 定格電流と定格電圧は、家電が安全に使える上限のラインです。
- これらの値を守らないと、発熱や発火、火災、故障につながる危険があります。
- テーブルタップを使うときは、繋ぐ家電の消費電力を計算して、合計電流が定格電流を超えないように注意しましょう。特に熱を出す家電は消費電力が大きいので要注意です!
定格値は、皆さんの身近な生活に大きく関わる、本当に重要な知識です。これを知っているだけでも、危険を避けて安全に家電を使うことができるようになりますからね!
君ならできます。頑張って!
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