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今回は、現職大阪府中学校技術科教員4年目がこれからの「技術・家庭科」について語っていきます。
(確証はありませんので、エンタメ程度にお楽しみください)
結論から言うと
「技術・家庭科」は「情報」と「家庭科」になる
(私の考えです。)
コロナをきっかけに
今回のコロナ問題をきっかけに学校のあり方が大きく変わっていっています。
学力の保障をオンライン動画でまかなえるような仕組みに移ろうとする流れが出てきているのです。
それも結局は5教科の配信がメインで、実技系4教科(音楽、美術、保体、技術家庭)はやはり「副教科」レベルの価値なのです。
「技術」の価値
私は大学で技術教育を専門とした立場ですが、今一番いらない教科は「技術」だと思っています。(関係者の方々にぶっ殺されそうですが…)
昭和の「男は『技術』女は『家庭科』」の名残が、令和になった今でも根強く残っているんです。
木材加工や電気、栽培などは浅く見たら「職業科」としての学習となっているので、今の日本の義務教育では必要とされていません。
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(浅く見たらの話です。「技術」はただ職業科の内容をやることを目的としているわけではないのでご注意ください。ここら辺はまた別の記事として丁寧にまとめます。)
何度も言いますが、表面的には昔の名残なわけです。
では「技術」をなくせばいいじゃないかと言う声も出てくるでしょうがこれもなかなか難しい話。
「技術」をなくすことでさまざまな問題が出てくるのです。
教育の闇といったところでしょうか。これが教育が古いと言われる原因かもしれませんね。
そんな不必要と紹介してきた「技術」ですが、唯一生き残るための必殺技並みの内容を持っています。
それは「情報」です。
今の時代、「情報」を学ぶことは5教科以上に必要とされています。
時代の変遷と同時にこの「情報」の内容を取り入れたことで、「技術」が生き残ることができたのかもしれません。
結局は「情報」
「情報」は間違いなくこれからの社会で生きていく上でさらに力をつけていかなければなりません。
プログラミングの内容が小学校で必修となるように、中学校でもレベルの高い内容を教えることになる日もそう遠くはないかもしれません。
この教育制度の見直しと同時に、いっそ「技術」を廃止し、「情報」に重きをおいた教育課程にしたらいいのです。
「情報」の先生がいれば、技術科教員不足は解消され、校内ネットワーク等の情報機器の整備も改善されるのではないでしょうか。
そんな自分は
こんなことを言っていますが、けっこう人ごとのように考えています。
「情報」の免許を持ってはいますが、情報関係はけっこう苦手です。
「情報」が強い先生は、今の教育現場では引っ張りだこです。
業者を呼ばずとも、その先生に頼めば解決できるのですから。
パワポや動画編集ができて「え!?すごい!」と言われるのが、現状の教育現場です。
一定のソフト、ハード、ネットワークを活用できる水準を満たせば、それなりの価値はあると思います。(教育現場では。)
そんな私は、恥ずかしながらネットワークにめっぽう弱いので…笑
特に、年をとっても「情報」の強い先生は本当にすごいと思います。
「情報」で生き抜くというのも、一つの手法としてはありですね。
私の予想は的中するか
今後の動きはかなり気になりますね。
「技術・家庭科」をいう教科はそのまま残って、「技術」は「情報」の内容で満たされることも考えられます。
むしろ、変化を嫌う教育業界はそんな方針になるのではないでしょうか。
さて、私の予想は的中するでしょうか!?
楽しみです。
そんなことを思いながらも、いよいよ段階的に授業が始まることに気合いを入れる私なのでした。
次回は、読書メモ第3段で読書のやり方についてまとめていきます。
本日もブログを読んでいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!
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