みんな、こんにちは!元中学校技術科教員のおきぺんです。スマホやSNS、ゲームなど、情報通信ネットワークは、みんなの生活に欠かせないものですよね。
でも、その便利さの裏側には「危険」も隠れているのを知っていますか?大切な情報が盗まれたり、コンピューターウイルスに感染したり、データが壊れたりする危険性もあるんです。今回は、そんな危険から自分と大切な情報を守る「情報セキュリティ」について、一緒にしっかり学んでいきましょう!
「情報セキュリティ」の基本と対策
1. 情報セキュリティとは?
情報セキュリティは、私たちが情報を安心・安全に使うための技術や対策のことです。情報が盗まれる、ウイルスに感染する、データが壊れるといった危険から、僕たちを守ってくれる「盾」のようなものだとイメージしてください。
2. 認証システム
SNSやゲームにログインする際の、ユーザーIDとパスワードの組み合わせが認証システムです。これは、「アクセスしているのは本当にあなたか?」を確認し、他の人による不正ログインや情報盗難を防いでくれます。大切な情報を守る「鍵」の役割をしています。
3. セキュリティ対策ソフトウェア
パソコンやスマートフォンを狙うコンピューターウイルス(マルウェア)から守ってくれるのが、セキュリティ対策ソフトウェアです。ウイルスはデータを壊したり抜き取ったりするので、このソフトが侵入をブロックし、被害を防いでくれます。スマートフォンのOSアップデートには、このソフトウェアの更新も含まれるため、定期的なアップデートが大切です。
4. ファイアウォール
「防火壁」を意味するファイアウォールは、インターネット上の不必要な通信を制限する仕組みです。外部からの攻撃や怪しい通信を検知すると「壁」を築いて、僕たちのデータを守ります。必要な通信は通し、不要なものはブロックする賢い門番です。
5. フィルタリング
フィルタリングとは、中学生のみんなにとって問題のあるウェブページや有害な情報へのアクセスを遮断する機能です。未成年者にとって不適切なサイトなど、危険な場所へのアクセスを防ぎます。怪しい言葉やURLを自動で判断しブロックする、インターネットの「安全ネット」のようなものです。
6. 暗号化
SNSやメールでやり取りする情報を、他の人に見られないようにするのが暗号化です。情報を送る際に、もし途中で見られても内容が分からないように変換する技術のこと。これにより、個人的なやり取りや大切な個人情報が、万が一攻撃を受けても他人に読まれることを防ぎます。
まとめ
今回は、僕たちがインターネットを安心・安全に使う上で不可欠な「情報セキュリティ」について学びました。認証システム、セキュリティ対策ソフトウェア、ファイアウォール、フィルタリング、暗号化といった6つの重要なキーワードをしっかり覚えましたね。
これらの対策は、外からの危険から僕たち自身と大切な情報を守るためのものです。今日学んだことを意識して、これからも賢く、安全に情報を使っていってくださいね!
君ならできます。頑張って!
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