皆さん、こんにちは!おきぺんです。
普段、通学や遊びで自転車に乗っていますよね?実は自転車も大切な「機械」なんです。安全に、そして長く使うためには、ちょっとした「保守点検」がとっても重要なんですよ!以前、電気機器の保守点検について学んだのを覚えていますか?漏電や感電を防ぐために通電テストをしたりしましたよね。今回はその「機械バージョン」として、皆さんの身近な機械である自転車を例に、どうやって点検すれば良いのか、その「視点」を一緒に学んでいきましょう!
機械の保守点検、なぜ大切なの?
機械は、ずっと動き続けていると、だんだんと「消耗」していきます。放っておくと、「箱こわれ」たり、最悪の場合、「重大な事故」につながってしまうことがあるんです。そうならないためにも、「保守点検」が必要なんですね。
もし製品自体に問題があればそれは製造した会社の責任ですが、日々の点検を怠って事故が起きてしまった場合、その責任は「利用者側」にあるんですよ。だからこそ、皆さんが自分で自転車を点検することは、とても大切な「利用者の責任」なんです!
自転車の保守点検!チェックすべき5つのポイント
さあ、では具体的にどんなところをチェックすれば良いのでしょうか?今回は特に大切な5つのポイントに絞って見ていきましょう!
ブレーキは「命綱」!確実に効くかチェック!
自動車やバイクと同じように、自転車でも「ブレーキ」が一番大切だと言われています。もしブレーキが効かなかったら…と想像するだけで怖いですよね。だからこそ、「確実に作動するか」をしっかり確認してください。
- ブレーキの効き具合は悪くないか?
- ブレーキワイヤーが緩んでいないか?
- タイヤを挟むタイプのリムブレーキ(多く使われていますよね!)の消耗が激しくないか?
もし効きが悪かったり、部品が消耗していたら、交換が必要ですよ。
チェーンの「たるみ」は危険のサイン!
次に大切なのが「チェーン」です。
- チェーンに「たるみ」がないかチェックしましょう。たるみがあると、チェーンが外れやすくなってしまうんです。
- また、「サビ」がひどくないか、変な「音」がしないか、といったことも確認してくださいね。異音がするようなら、何か問題があるかもしれません。
ライトは「安全」を照らす光!
夜道を走るときに欠かせないのが「ライト」ですね。
- ライトは「10m先を照らせるか」が一般的な目安とされています。
- スイッチを入れてちゃんと点灯するか、オートライトの場合は暗くなったときにセンサーが反応して作動するか、確認しておきましょう。自分の身を守るためにも、しっかり光ることが大切です。
タイヤの「空気圧」はとっても重要!
皆さんが乗ったときに、タイヤが地面と接する面はどんな状態でしょうか?ポイントは「空気圧」です。
- タイヤと地面の接地面が「10cm」になっているかを目安に、空気圧を調整してください。空気が入りすぎても、少なすぎても良くありません。
- 特に、空気が少なすぎると、段差を乗り越えた時などにタイヤの中にあるチューブが傷つき、パンクにつながりやすいんです。こまめにチェックして、空気をしっかり入れるようにしてくださいね。
「可動部分」はスムーズに動く?
最後にチェックするのは、自転車の「動く部分」、つまり「可動部分」です。例えば、ペダルの回る部分や、スタンドを立てる部分、ハンドルの軸の部分などがあります。
これらの部分には、「潤滑油(じゅんかつゆ)」という機械用の油を差してあげましょう。潤滑油には、機械の「摩擦(まさつ)」や「摩耗(まもう)」(すり減ること)を減らす役割があるんです。適度に油を差すことで、部品が長持ちし、動きもスムーズになりますよ。
【注意点】
ただし、ここで一つだけとっても大切な注意点があります!それは、「ブレーキの部分には絶対に油を差さない」ことです。油を差してしまうと、ブレーキが効かなくなってしまい、とても危険ですからね!
まとめ
今回は、皆さんの身近な機械である自転車を例に、「保守点検」の大切さ、そしてその具体的なポイントを学んできました。一つ一つの言葉を覚えるというよりも、どんな視点で機械を点検するのか、その考え方をつかんでほしいと思います。
特に、タイヤの空気圧などは日常的にチェックすることが必要です。大人になっても役立つ大切な知識ですから、ぜひ今回の内容をしっかりと覚えておいてくださいね!
君ならできます。頑張って!
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