こんにちは!オキヒロ(@OKIHILOG)です!
先日読んだ「嫌われる勇気」が思ったよりも面白かったので、
その続編となる「幸せになる勇気」を教員人生の締めくくりとして読むことにしました。
人間関係で悩んでる
子どもが自分の言うことを聞かなくて悩んでる
パートナーとうまくいってない
と思っている方、
この本は
幸せになる考え方のヒントを教えてくれます
この記事を読むと
人との関わり方が変わる
子どもやパートナーとの付き合い方の意識が変わる
「幸せになる勇気」を読みたくなる
記事を書いているオキヒロはこんな人です。
26歳元技術科教員サラリーマン
2021年4月から営業職へ転職
新生活の期待と不安の真っ只中!!
とうとう始まった!!
俺の新しい人生!!!
目的:人生一回しかないなら幸せになったほうがいいんじゃね?★
「嫌われる勇気」の続編になります。
その内容は先日の記事でまとめてるので気になる人はご覧ください。
僕が「幸せになる勇気」を読もうと思った理由は次の3つです。
「嫌われる勇気」が単純におもしろかったから
教員人生の最後に読もうと決めていたから
アドラー心理学が教員としての仕事を楽に感じさせてくれたから
本を読む目的は、大体こんな感じです。
「嫌われる勇気」と言う本自体が僕の人生にけっこう影響を与えてくれたんですね。
もっと早い時期に読んでいたらよかったなと思っています。
教員の人であれば、なおさら読んでほしい本でした。
今回はその続編を万を辞して読むことにしました。
僕なりの要点まとめ4選
①人間関係の悩みを解決するには「課題の分離」
②教育の目標は「自立」
③叱る先生、褒める先生、感謝される先生を否定する
④愛を知ると「自立」することができる
①人間関係の悩みを解決するには「課題の分離」
この部分は「嫌われる勇気」と内容がかぶります。
今紹介している2冊は「アドラー心理学」の教えを講じています。
僕たちの悩みの全ては人間関係の中にあるのです。
それを解決するには、他者の課題に介入しないことです。
介入しようとすると悩みが生まれてしまうのです。
その選択でもたらされる結末と最終的に受けるのは誰かを判断することが大切です。
他人事として割り切ることが幸せになる一歩なんですね。
確かに他人に介入する人で幸せそうな人なんか身の回りにいませんよね。
あの人(この人)やべー
って僕ならなります。
しかし僕たちも、知らず知らずのうちに他者の課題への介入をしてしまっていることがあるので気をつける必要があります。
②教育の目標は「自立」
この本はここが一番おもしろかったです。
まさか、青年(登場人物)が
中学校教員になっていたなんて!
と思いながら、自分ごととして読み進めることができました。
教育の目標は「自立」です。
でたでた、最近流行りのやつね笑
と思っていましたが、その本質が面白いのです。
「自立」は自分であることを受け入れて、自分自身行動の選択をすることです。
他者の期待を満たすために僕らは生きているのではありません。
そのために教育者(大人)は「課題の分離」をして他者の課題に介入してはいけないのです。
勉強しなさい!!!
も「自立」を妨げてるんですね笑
③叱る先生、褒める先生、感謝される先生を否定する
叱ることはもちろん、褒めることもアドラー心理学は否定します。
え、ガチ??💧
他者を「評価(叱る・褒める)」することは、「操作」することなのです。
「操作」するということは、いつまでも自立を妨げます。
あなたのために言っているんだ!!
あなたのことが心配だから
と言うのも、いつまでも支配下におこうとして自立を妨げる行為となっています。
さらには、感謝される先生も否定されます。
先生のおかげで合格しました!!
先生のおかげで卒業できました!!
というのも、結局は他者に依存しているのです。
子どもが自分自身で成し遂げたと感じてもらうことが、自立を促しているのです。
俺は何をしていたんだ!!
ほとんどの先生ミスっとるやん!!
④「愛」を知ると「自立」することができる
幸せとは「2人で成し遂げる課題」です。
やばい笑
急にあやしくなってきた笑
しかし、本質は面白いものでした。
「自立」するということは自分ごとからの脱却であり、主語が「私」から「私たち」になります。
自分と相手を尊敬することが自立につながり、幸せを感じることができるのです。
ビビッと響いた名言集
幸福とはその場にとどまらず、踏み出して自分で道を選択すること
暴言暴力はコストの低い最も安直なコミュニケーション手段
私たちは別れるために出会う。最良の別れをするために不断の努力に努める。
余談〜青年が中学校教員になっていた件〜
まさかあの青年が中学校教員になっていたなんて思いもしませんでした。
自分ごととして捉えることができて、教育の本質を知ることができた上、自分の4年間の教員人生の振り返りにもなりました。
この青年は僕よりも教育熱心で、その分悩むことも多かったと思います。
青年のように不断の努力をする素晴らしい教育者が世の中にはたくさんいると思うので、その人たちにはこれからも子どもたちに向き合ってほしいです。
やっぱりこの本は教員必読書でしょ!!
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